お待たせしました、続きで~す!それではどうぞ!

「ピティビエ・グラッセ」
一般的にはパイ生地にクレーム・ダマンドが入ったものですよね。
それは現在の…現代のピティビエなのです。
上の写真こそが本来の「ピティビエ」。伝統地方菓子なんです。
名前が混在するので、本来の…昔のは「ピティビエ・グラッセ」と
なっています。生地はパンドジェーヌ。アーモンドプードルがたっぷりと
入ったお菓子です。このアーモンドプードルをクリームに変えてパイ生地に
包めば…ほら現代のピティビエになるでしょう?!
もっと詳しく知りたい方は「
パティス・ガストロノミー協会」で勉強されると
良いですよ!こちらは「パティスリー教養講座」です。
今後ミニョンもスウィーツ・ディプロマ講座の講師としてお目見えするかも…です。

試食タ~イム2!

これはパティスで一人一台作ったガレット・デ・ロワで、ミニョン作。
王冠とフェーブはピエール・エルメの。いやいや済みません。
綺麗に飾って頂いて、どうもです!

これがお家に帰って撮ったミニョン作。模様はこんなんです。
フェーブが上に乗っていますが、本来は中に入れておきサーブしてゆく
のですが、日本では異物混入として扱われてしまうらしく、大変
残念に思います。
フェーブとは「そら豆」のことで、昔は通貨として扱われていたのです。
それが段々と陶器製の物に変化していきました。
こちらのお菓子には遊び方がありまして、切り分けたお菓子の中に
フェーブが入っていたら、その日は王様やお姫様になれて色々なことを
してもらえる。こちらは一般的ですがその他にママの思いがこもった
さらに深い心温まるのもあります。このお話はまた今度。
ピティビエとガレット・デ・ロワ 似たようなパイ菓子ですが、出所は全く異なって
います。でも共通するところは”昔の”は「地方菓子」であるということ。
さらにいえば、○○○○の国が大昔関係しているかな!?
それから宗教的なことも絡むのよね。だから奥が深いのです!
ますます「地方菓子」恐るべしって感じかな


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